2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻し、戦争が始まりました。欧米諸国に預けていたロシアの外貨準備が凍結されたことにより、外貨建のロシア国債のデフォルトが懸念されています。また、ロシアからの天然ガスに頼る欧州諸国をはじめとして、世界中でインフレが進んでいます。
特に日本においては、日銀の異次元緩和の出口が見えないこともあって、円の「購買力」を奪う「悪い円安」に陥っています。資源や食料の価格上昇に加えて、円安による輸入物価の高騰が日本国内でのインフレをもたらしますが、他方で平成の「失われた30年」もの間、GDPや国民所得はほとんど増えることもなく、従って実質賃金も減り続けています。
「桜内財政金融研究所」の「お金の話チャンネル」では、実際の統計数値や会計理論を用いて「失われた30年」の原因を明らかにするとともに、再び日本の国力を復活させるための政策を訴えていきたいと考えています。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
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