宗教法人法 ~私たちは、反社会的カルト教団とどう向き合うべきか?~ | 桜内ふみき 公式サイト

宗教法人法 ~私たちは、反社会的カルト教団とどう向き合うべきか?~

月刊文藝春秋(1984年8月号)において、『統一教会の教典「原理講論」の韓国版には「日本はサタン(悪魔)の国」であり、文鮮明教祖はイエス・キリストの再来と書かれている。また、日本支部会長(久保木修己氏)の扮する天皇陛下が文教祖一家にひざまずく儀式を行っている』ことが明らかにされた。

そして、日本は原罪を背負った「イブ国家」として永遠に「アダム国家」韓国に貢ぎ続けよという教義を持つ反日教団。当初は「反共」を掲げ、日本の保守政治家を惹きつけておきながら、文鮮明教祖は北朝鮮を訪れて金日成と義兄弟の契りを交わしたとされる。

これをおかしいと思わない方がどうかしている。日本の国益を第一に考える保守政治家であるならば、自らの政治信条として絶対に関わってはならない組織だと思う。現行法の「宗教法人法」では十分に対応することができない以上、フランスの「反カルト法」に準ずる新たな規制立法が必要と考える。オウム真理教の地下鉄サリン事件等から27年。我々はその犠牲と教訓を忘れてはならない。

憲法上の信教の自由(20条)や政治活動の自由(21条)を理由として同教団を擁護し、問題を矮小化しようとする言論を展開する人たちもいる。しかし、彼らも同教団と同様、日本社会を壊し、日本人からお金を巻き上げることのみを目的としているのではないか、と疑わざるを得ない。

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